みんな知りたい?!豆知識

一般的に、金・銀の2種類に、「白金族」と呼ばれるプラチナ・ルテニウム・ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウムの6種類を合わせた 合計8種類の金属が貴金属と呼ばれています。

希少性が高く、加工もしやすい上に、化学的に安定していることが特徴です。

このうち、金・銀・プラチナは貴金属三要素に挙げられており、ジュエリーの主な材料として使用されています。

ジュエリーポケットでは、【金】【銀】【プラチナ】を主に買取しております。

金について

金は大変柔らかい金属で、細工や加工が非常に容易にできます。

例えば、1gの金を引き延ばしていくと、太さ5ミクロンで2800mの長さまで伸ばせます。

1gの金を叩いて金箔を作っていくと、4900平方メートル(70cm四方)で0.1ミクロン以下の厚さになります。

人間の髪の毛が60ミクロンなので、かなりの薄さ、細さになります。

これを、展延性といいます。

又、金は科学的に安定した金属で、空気中で酸化せず、不変性・永遠性が評価されています。

金の種類

通常、金の含有率を24分率で表し、K(カラット=Karat)で表示します。

純金は「K24」、日本で一般的にジュエリーとして多く用いられる18金は、金が24分の18(75%)含まれている合金である事を示します。

欧米では1000分率で表す国も多く、18金は「750」と刻印されています。


75%金が含まれているK18の残りの25%(割金)は銀、銅、パラジウムなどが使われます。

その配分によって、金の色が変わります。

《K18イエローゴールド》
ごく一般的な金色のゴールドです。25%の割り金のうち、銅と銀をほぼ同じ割合で混ぜています。

《K18ホワイトゴールド》
割金にパラジウムを多く使うと、ホワイトゴールドになります。 最近では、ホワイトゴールドを用いたジュエリーが大変多く出まわっています。 プラチナに比べ値段が安いのが魅力です。 ジュエリーには「K18WG」と刻印が打たれます。

《K18ピンクゴールド》
銀と銅の割合のうち銅を多くし、さらに微量の亜鉛を混ぜてピンク色を出したものです。 肌色に近い柔らかい色合いで、最近とても人気があります。通常のK18よりも硬く、 加工の際に割れやすいため、サイズ直しなどが難しいそうです。

プラチナについて

プラチナは世界でごく限られた国でしか採掘されず、しかも原鉱石からわずかな量しか採れないということで、とても希少性があります。

ゴールドと比べても、プラチナの年間供給量は25分の1 にも満たないことからも、その希少性を知ることが出来ます。

貴金属の中でも特に融点が高く耐食性に優れたプラチナは、変色・変質の心配がなく、お手入れも簡単です。

酸、アルカリ、汗などにも非常に強く、温泉に入っても変色・変質しません。

プラチナの種類

プラチナは最低でも85%以上の純度でないとプラチナジュエリーとは認められません。

一般的に、Pt900には指輪が多く、Pt850にはネックレスが多く存在します。